水道民営化
大阪の工場や沖縄の基地がぶっちぎりだけど、白井も数値的には割とトップクラスじゃないこれ?
白井の川は綺麗ってイメージ無いけどこう数字で出ちゃうとね。
昔は神崎川でゼルダの魚釣り並みにタナゴとか小学生でも簡単に捕れてた気がするが、今や水量も減らされてただの汚い川だもんなあ。
発がん性が指摘される有機フッ素化合物PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)について、環境省は11日、全国計171地点の地下水などの含有量を調査した結果を公表した。1都2府10県の37地点で国の暫定的な目標値(1リットル当たり50ナノグラム)=ナノは10億分の1=を超え、最大で目標値の約37倍に達しており、在日米軍基地や工業地帯の周辺の地下水などが広く汚染されている実態が浮き彫りになった。

環境省によると、2物質の汚染状況を把握する全国規模の調査は初めて。化学的に安定し水や油をはじく性質があり、泡消火剤や調理器具、半導体などに幅広く使われてきた。汚染原因の特定はできていないが、基地や工場などから排出され河川や地下水に蓄積した可能性があるといい、今年度はさらに範囲を広げて調査し、実態の把握を目指す方針。目標値を超えた地点の地下水と湧き水はいずれも現在は飲用水として使われていないが、誤飲しないよう井戸の所有者らに注意喚起する。環境省は昨年度、これまでの自治体の独自調査などを基に、2物質が排出された可能性が高い施設周辺の地下水、河川、湧き水、湖沼、海域で水質を調べた。

米軍嘉手納基地の近くを流れる沖縄市のダクジャク川では、目標値の約30倍の1リットル当たり1508ナノグラムを検出。米軍普天間飛行場がある沖縄県宜野湾市の「チュンナガー」など湧水(ゆうすい)3カ所でも168~1303ナノグラム検出された。横田基地に隣接する東京都立川市の地下水や、厚木基地が所在する神奈川県大和市の河川でも目標値を超えた。
大阪府摂津市の地下水からは目標値の約37倍の1855ナノグラムを検出。今回の調査で最も高かった。化学メーカーの工場などが集まる首都圏や阪神地域、三重県四日市市などで高濃度で検出される傾向があり、東京都内は広範囲で目標値を超えた。

2物質は自然界でほぼ分解されず「永遠の化学物質」と呼ばれる。人体に蓄積する性質もあり、国際がん研究機関(IARC)はPFOAを「発がんの可能性がある物質」に分類。PFOSも、動物実験で健康影響が認められたとの研究報告がある。ただ、人体への健康被害に関し十分な医学的知見はない。今年4月には普天間飛行場からPFOSを含む泡消火剤が大量に流出。周辺の水路などから高濃度で検出され、住民から健康影響を懸念する声が出ている。
PFOSは2009年に、有害化学物質を規制するストックホルム条約の規制対象になり、日本は18年に国内製造・輸入を全面的に禁止した。PFOAは19年に同条約の規制対象になり、政府は全面的な製造禁止の検討を進めている。環境省と厚生労働省は5月までに、2物質について水道水や地下水などに含まれる暫定的な目標値を設定。健康影響の知見集積を進める「要監視項目」に位置づけている。

自治体名(カッコ内は地点名)検出値
埼玉県本庄市(新泉橋)    51.8
千葉県白井市(名内橋)   349.2
   柏市(下手賀沼中央) 191.0
   市原市(雷橋)    128.6

東京都立川市(地下水①)  337.2
   日野市(地下水)    94.1
   渋谷区(地下水)   154.2

神奈川県藤沢市(六会橋)  110.5
    大和市(福田一号橋)213.3
       (富士見橋)  91.5

三重県四日市市(海蔵橋)  102.3
京都府八幡市(地下水)    85.3
大阪府摂津市(地下水)   1855.6
奈良県生駒市(芝)      64.4
沖縄県宜野湾市(湧水)   1303.0

※環境省資料より。「地下水」の地点名は公表していない
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f8b0f7d008a915d01d79e0491444ab9d49fbc87
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